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フィンカ・コンスタンシア パルセラ 52


スペインのワインはあまり飲んだことがないし、あまり話題にもなったいないので、期待していなかったのだが、これはおいしかった。覚えておきたいワインだった。


2017年のヴィンテージ。


色は、オランジェのようなオレンジがかった濃い黄色。


フルーティーな桃のような香りと白い花を思わせる甘い香り。でも、口当たりはフレッシュ。ミネラル感もあって、奥深いワインだった。


「パルセラ52」は、「52番目の区画」という意味。ベルデホを育てる区画だそうだ。ベルデホも多分、初めて。


木桶、樽、ステンレスをそれぞれ使って発酵させたワインをブレンドしているのだとか。

ポトフと、豚タンサラダと、明太子パスタでいただきました。


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翻訳と印象操作

昨夜、G7首脳のテレビ会議があったそうだ。

 

報道によれば、菅首相が会議後、記者団に、東京五輪・パラリンピックについて「今年の夏、人類がコロナとの戦いに打ち勝った証として、安全・安心な大会を実現したいと発言し、首脳全員の支持得ることができた」と述べたそうだ。

G7声明確認した。https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100151244.pdf

最後のパラグラフに以下の文言が記載されている。

We resolve to agree concrete action on these priorities at the G7 Summit in the

United Kingdom in June, and we support the commitment of Japan to hold the

Olympic and Paralympic Games Tokyo 2020 in a safe and secure manner this

summer as a symbol of global unity in overcoming COVID-19.

 

2行目の”We support ~” がオリ・パラに関する部分。外務省の仮訳は「新型コロナウイルスに打ち勝つ世界の結束の証として今年の夏に安全・安心な形で2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を開催するという日本の決意を支持する。」

 

各国首脳が支持したのは、「新型コロナウイルスを克服する途上にある世界の結束の証として、安全で安心できるようなやり方で大会を開催するという日本の決意」であって、オリ・パラ開催自体が指示されたわけではないし、ましてや「人類がコロナとの戦いに打ち勝った証」などという総理の願望なんて支持されてはいない。

 

何が支持されたかをぼかすことで、微妙に印象操作している気がしてならない。

 


フィガロの結婚@新国立劇場

日曜日、フィガロの結婚を鑑賞した。



今回は、チケット発売が緊急事態宣言発令間際で、客席の50%に達した時点で販売終了になっていたので、席は随分空いていた。私は2階中央ブロックの3列目だったのだけれど、前に誰もいなかったので、オーケストラがよく見えた。


序曲はオケをしっかり観察。指揮者がとっても楽しそうにタクトを振っていたっけ。


今回のフィガロの結婚は舞台演出が特徴的。舞台の上に衣装ダンスが1つだけ置かれ、あとは引っ越し用の段ボール箱がゴロゴロっと。衣装もみんな黒と白。時代を全く感じさせない。アンドレアス・ホモキ演出だそうだ。


いつの時代も人間は同じ過ちを犯し、解決していくということだろうか?


ところで、バルトロ役の妻屋秀和さん、坊主だったけど本当に頭丸めたのかしら? 相変わらず、素晴らしいバスでした。


こさて、の日の装いです。



新橋色(?)のお召し

唐紹巴の袋帯

伝統工芸士田中節子さんの伊賀組紐

ターコイズブルーに染めたクロコダイルの鼻緒の草履

半襟も同色系


劇場のトイレで知らないご婦人に、「わ~、きれいです」って声をかけられた。ちょっと拘ったコーディネートだったので、とてもうれしかった。



ユウナで染めた久米島紬

昨年、ひとめぼれして買ってしまったクレーのの久米島紬。先日、京都きもの市場銀座店で、沖縄の紬に関するトークイベントがあったので、これを着て出かけてきた。



ユウナで染めた銀ネズ色の糸で織る。泥染めと並んで久米島紬の象徴的な色だ。

ユウナの幹を炭にして、それをミキサーで粉砕して、豆汁を入れた水に分散して染液をつくる。下の写真は2年前にある展示会で見せていただいたもの。



写真ではわからないが、ほんとにきれいな銀ネズ色の糸だった。


ちなみに、久米島紬は2004年に国の重要無形文化財に指定されている。

その条件は

・糸は紬糸または引き糸を使用すること

・天然染料を使用すること

・絣糸は手くくりであること

・手織りであること

の4つだそうだ。


そんな工芸品を身に着けることもないと思うのだが、やっぱり惹かれてしまう。


明るい色の着物がうれしい季節になってきた。春色で出かけたい。でも、まだまだ我慢の日々



オペラ『トスカ』を鑑賞す

約1年ぶりのオペラ鑑賞は新国立劇場『トスカ』。嫉妬が悲劇を生むという古典の典型ではあるが、そこまで人を殺さなくても、と思う物語である。


緊急事態宣言前で、入場制限が緩和されているころにチケットが販売されていたので、空席は目立つものの、そこそこ入っていたように思う。少なくとも私の周りの席は、ほぼ埋まっていた。


感染防止の観点から構成を変更したとのことだったけれど、トスカとカヴァラドッシは結構、顔を接近させたり抱擁したりして歌っていた。


歌手たちの感染防止はさぞかし徹底しているのだろうことが伺えた。


劇場に行く前に、いつもの呉服屋さんに寄り道して、12月に購入した反物を受けとったり、お買い物をしたりで、荷物を抱えていたのだが、クロークで荷物を預けられない!  感染防止のためだそうだ。トホホである。お隣のおじさまを大きな荷物を持て余しておられた。


ブッフェも閉まっていた。お昼を食べる時間がなかったので、ブッフェでサンドイッチでも買って食べようと思っていたのだが、ホワイエでの飲食もできないし、ブッフェも閉まっていた。またまた、トホホ。


こんな時なのだから、ちゃんと確認していけばいいものを、と反省する。


カヴァラドッシのテノールがとてもきれいで、伸びがあって惚れた。フランチェスコ・メリーという歌手。拍手も一番大きかった。ブラボー叫びたい人、きっとたくさんいただろうな。一幕最後の、礼拝堂の「テ・デウム」も壮厳で圧倒された。そんななかでスカルピオが邪悪な陰謀を吐露するのという対比が面白くもあった。


さて、1年ぶりのオペラ鑑賞の装いは

臈纈染の訪問着 by 佐波理

ねん金・汕頭刺繍の名古屋帯 by 尾峨佐染繍


この着物は、買わされた感が強くて気に入ってなかったし、訪問着なので、着る機会もなく、2回しか着ていなかった。たまには風を通してやろうか、と引っ張り出してきたのだが、なんだかいい感じじゃない? 

ながもちやさん・メルカリリスト入りはしばらく見合わせることにしようと思う。


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