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娘に振袖を
もう1週間も前になるが、姪の結婚式のために娘に振袖を着付けた。

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おはしょりもきれいに整えられて胸元もすっきり、と思っていたのだが、帯揚げがずれて帯が低く見えるじゃん。残念。

しかし、この振袖も随分着せたので、十分もとはとった感じ。あらさ~女子には、もうこの柄は難しいので、これが最後となるだろう。何か訪問着でも買ってやるかという気持ちになりつつも、自分のことで精いっぱいな母である。

      

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養源院を訪ねるて、唐織を識る
先週の金曜日、「きものsalon」のイベントのため日帰りで京都へ。

訪ねたのは、淀君が父浅井長政追善のために建て、焼失後に、妹のお江が再建した養源院。ここで、小袖や古裂の復元を手掛ける永井織物さんが復元したお江の小袖が奉納されている。今回のイベントは、そのお江のお拝見した後、永井織物さんで唐織体験をするというもの。

養源院は京都観光の穴場でもあるらしい。三十三間堂のお向かいにあるのにあまり知られていない。静かな佇まいに心が洗われる。

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お寺の中には、俵屋宗達の襖絵や杉戸絵が何カ所かに、襖や戸の状態で置かれて(飾られて?)いる。国の重要文化財をそんな状態で保存できるのだろうかと思うのだけれど、ごく普通のお寺の環境にさらされていた。

そして、特別に見せていただいたお江の小袖は、養源院に伝わるお江の肖像画をもとに復元した白地の小袖。叔父である織田の織田木瓜と豊臣の五七桐、そして徳川の三葉葵が唐織で織り込まれていた。戦国三英傑の時代を生きたお江へのオマージュとして奉納したのだという。

そんなわけで、永井織物さんのお着物で参加した「きものsalon」の編集長 古谷さんと私、永井織物の専務さん(いずれ8代目永治屋清左衛門、おそらく)と記念写真。

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養源院で心と目の保養をした後は祇園 花見小路の津田楼へ。ここで永井織物 7代目永治屋清左衛門さんと合流し、三味線のお座敷で京料理を堪能した。

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2階の縁側から観光客であふれそうな花見小路を見下ろすなんて、2度と経験できないだろうと思う。

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おなかを満たした後は、永井織物さんのショールームへ。清左衛門さんの唐織トーク、唐織り体験、清左衛門さんが収集した江戸時代の小袖やコレクションから唐織をじっくり学んだ(?)。

唐織体験も。でも、言われたとおりにペダルを踏んで、杼を経糸にくぐらせて、ぱったんと糸を整えるだけなので、何がなんだか……ではあった。

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最後に、清左衛門さんと記念撮影。

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楽しい一日だった。お泊りできればもっと楽しかったのに、少し残念。

      

セルヴァビアンカ~イタリアワイン
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DOCGヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノという格付けのヴェルナッチャ100%のワイン。

ミネラル感たっぷりで、甲州に似てる。

3700円も払ってこれ飲むなら、1900円のグリド甲州のほうが断然いい、というかグリド甲州のほうがうまいと思うのだった。

      


大島紬を仕立て直して
最近、いろいろな方からお着物をいただく。特に大島は、今では織られていない貴重なものが多く、少々サイズが合わなくても有難くいただく。

そんな1枚。

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夫の古くからの友人のお母さまからいただいた大島。一元式の細かな絣が素晴らしい。今年、お年始にご挨拶に伺ったときにいただいた。せっかくだから、私の寸法に仕立て直して、長く大切に着たいと思い、そめの近江さんにお願いした。

洗い張りをして仕立て直すと3~4か月はかかる(そめの近江さんだから?)ので、単衣のシーズンを経て、ようやく昨日、再デビュー。

まなかり姉さんからいただいたのも含めて大島大臣になってしまった。幸せなことだ。

      


能楽入門~ワキの視点を知る
能楽入門はもう5回を数える。先月の第4回は衣装とその着付けがテーマで、言葉にするのがなかなか難しく、ブログに記録することができなかった。

今回は、ワキのお話。講師は下掛り宝生流の御厨誠吾さん。

下掛り宝生流というのは、ワキの流派なのだそうだ。現代の演劇は映画の世界とは違い、能楽師のワキ方はワキしかやらない。いずれはシテで主役を張るなんてことはない。

その役割は、幽霊だったりするシテの話の聞き手であり、観客の代表者。つまり、現実に、今、生きている人間の役である。

通常、一番最初に登場して、シテの登場場面の場を作り上げる役どころなのだそうだ。目立たず、シテが出やすい雰囲気をつくのだそうだ。

今回は、講座の最後に鑑賞する『葛城』の詞章を参照しながら、各場面の謡を解説してくださった。特に、名乗り、道行(みちゆき)、着台詞(つきぜりふ)と続くオープニング(と能でいうかどうか?) のパターンがあるというのを知ったのは大きな収穫だった。

ところで、能ではいつ拍手をするか、というのが話題になった。

拍手というのは西洋から入ってきたもので、能ではもともと拍手をするという習慣がなかったのだそうだ。そうはいってもということで、最近は、地謡やお囃子が退場するときにするが一般的なのだそうだ。そういえば、私も初めて能を観たとき、シテが橋掛かりを渡って退場していくのに、誰も拍手をしないので、えっ? 拍手しないのか?って思ったっけ。

演目によるが、夢の世界に入り込んで、拍手をするのを忘れるというのが理想なのだそうだ。

話題豊富ななか、ワキ方の役割と誇りをたっぷり伺えて、貴重な2時間だった。

そして、この日に装い。

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10月になって、いよいよ本格的に単衣のシーズン! って感じ。なんか1か月ほど季節感がずれてるのだけれど。

      
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