先週土曜日、美しいキモノ・アカデミー「第15回・重要無形文化財「紋紗」保持者の土屋順紀先生の制作の現場から」に行ってきました。土屋先生が制作をされている自然豊かな関市のお話から、現在のお仕事に至ったいきさつ、草木染、織り技法、先生ご自身の創作への思い等など、楽しく勉強になるお話を伺いました。とても柔らかな語り口が印象的でしたが、何より先生の作品のすばらしさにうっとりしてしまいました。 実は、この...
久しぶりに和裁の授業。で、ついに袖付けが完了。上が単下が袷の袖になっています。写真ではちがいがわからないかも。そして、次の工程は裾よけ。ただ縫えばいいのかと思ったら、苦手なくけ縫いが多くて難儀しましたが、腰布付ける手前までは何とか到達。次回は9月9日。完成は9月末の予定。和裁も結構おもしろくって、単のお着物くらいは自分で仕立てて見たいな~、なんて思っていたけど、まずは運針がきちんとできないと真っ直...
「結晶」って言葉にはいつも悩まされる。まず数の問題。通常 "a crystal" なのか"crystals"なのか。そして「結晶粒」ってなに。辞書的には "crystal grain"なのだが、grain とparticle の違いって?粉体中の結晶粒子ってparticleじゃないか? とか……、結晶子と結晶粒ってどう違うのかとか、悩みが尽きない。ま、ふつうは粒子はparticleでもgrainでもたいして違いはないのだが、結晶を扱う場合はそう...
一昨日は、通っている着付け教室のサマーパーティー。毎年、8月の第一土曜日に明治記念館で行われる。今年のゲストは狂言の9世野村万蔵さん。日本の伝統芸能の違いを、太郎冠者の台詞「畏まってござる」の言い回しを例にとって説明してくださったり、狂言の衣装のお話をしてくださったり、とても面白かった。狂言の衣装は着付け士さんが着付けてくれるわけではなく、役者さんがお互いに着せっこするし、管理も全て自分達でするに...