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気ままに

酒と仕事と着物ときものと
Top Page › Archive - 2017年02月

毎日きもの9日目

毎日きもので生活してみる体験9日目。毎日切る着物となると、洗えるきものでないと難しいのだが、かといってシルックはやっぱりもったいない……。そう考えると着たきり雀になってしまう。3つしかない選択肢をヘビーローテーションするしかない。今日の着物は楽天のリサイクルショップで見つけたもの。1900円くらいだった。帯は角だし風にしてみた。 半巾帯は苦手だったけど、締め出してみると楽ちんだだし、アレンジするのが楽...

Color developability

発色性の訳語に"color developability" がよく使われる。しかし、例えば「(印刷で)得られた画像の発色性」というときの「発色性」は”color developability"でいいのだろうか。developability の語義はcapacity or suitability for development (MERRIAM-WEBSTER)である。得られた画像はすでに発色しているのだから "color development" 、developabilityはインクの性質だと思うのだが。 人気ブログランキングへ...

貝の口

ちょうどひと月前になるのだが、松屋銀座で開催されていた「白洲正子ときもの」展を見てきた。そのとき、半巾帯を貝の口結んだマネキンの姿がとてもかっこよく思えて、私も半巾帯をあんな風にキリリと結んでみたいと思っていた。1月は何かと忙しい上に寒くて、家で普段着として着物を着る気にはなかなか慣れなったのだが、ついに実行する気持ちがわいてきた。 テとタレのバランスが微妙 (;^_^A 。 しかし、半巾帯だと動...

初めてのお能鑑賞

昨日、初めてのお能というものを観た。着付け教室主催の催しで、国立能楽堂で行われた普及公演へ行ってきたのだ。 演目は「葵上」。元皇太子妃で光源氏の愛人 六条御息所が、近頃足の遠のいてしまった源氏の姿を見ようと、身を潜めてお忍びで加茂の葵祭りに出かけると、源氏の正妻 葵上の牛車と鉢合わ。御息所は場所争いで葵の下人に恥辱的な仕打ちを受け心を乱だし、生霊がが物の怪となって葵上を思い病で苦しめるとい...

二舞扇(ふくら雀)

3年程前に姪の結婚式で娘に結んでやった二舞扇。一般にはふくら雀という。  最近はあまりむすばなくなっているのだが、今年の成人式に友人が姪御さんに結んでやって、とても好評だったそうだ。羽根をたくさん作って豪華に見せるのが近頃の流行だが、伝統的で格の高い帯結び結びが却って新鮮だったという。そんな話をきいて、先週のゼミでこの帯結びをあらためて復習した。それをメモしておく。 形は図の通り。① テ...