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connected to, connected with, connected by

以前、「Aに接続されたB」という句を "B connected with A"と訳した際に、Nativeのチェックで "connected to”に直されたことがあった。それ以降、"connected to" と"connected with"の違いがよくわからなくなっていた。

そんなある日、どっちも表現も使っている文献を目にして、改めて調べてみた。 

https://english.stackexchange.com/questions/295678/connected-by-vs-connected-with-vs-connected-to

このサイトに書かれていることが正しいのかどうかはわからないが、なるほどと思うので、メモとして訳しておく。

① The island and the city are connected with a bridge.
② The island and the city are connected by a bridge.
 
 ①の文は "the island" と "the city"に焦点があてている。また、前置詞"with”は、the island" と "the city"が互いに"a bridge"を介していることを明確には示しておらず、単に、それぞれが"a bridge"と接続していると意味にすぎない。

②の文は"a bridge"に焦点を当てているといってもよく、"the island" と "the city"の2つが "bridge"によって繋がれていることが明確に示している。

  the island と the city が 互いに "a bridge" で 繋がらていることを明確にするためには、
  "the island is connected to the city by a bridge" または
  "the island is connected with the city by a bridge"
が適切である。

③ The TV is connected to the computer.
④ The TV is connected with the computer.

"connect the end of one thing to the end of another thing" (端部同士をつなぐ)
の場合、”to”を使用し"with”は不可。反対語は "disconnect"
The hosepipe was connected to the kitchen tap.

機械をつなぐ の場合は
も ”to”を使用し"with”は不可。反対語は "disconnect"
Connect a machine to the electricity supply.
The computer is connected to the internet.

つまり、反対語がdisconnect の 場合は "to"を使用すること。 

2つの間を移動できるようにつなぐ場合はどちらも可能。
 The bathroom is connected with/to the bedroom.

a bus connection with the the early train  「早い時間の電車とのバスの接続」
など、飛行機や電車の乗り換えのためのconnection の場合は "with"

⑤ Somebody is connected to someone.
⑥ Somebody is connected with someone.

関わり合い(association) などの場合は
I didn’t connect you at first with your father because you have different surnames.
どちらも可
By some people, he will always be connected with that TV programmer.

以上のことを頭に入れて、改めてジーニアスを見てみると、同じことが書かれていたのだった。

そして、なぜ "connected to"に直されたのかを漸く納得したのだった。


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Evaporation と Vaporization

Evaporation と Vaporization の違いを改めて調べていたら、こんな動画を発見。


とても分かりやすい。感謝。


「ジャパン・ブルー 青に囲まれた衣生活」特別鑑賞会

7月22日(土)、雑誌「美しいキモノ」主催の藍染の鑑賞会があったので参加した。

これは、共立女子大学博物館が今月31日まで行っている標記展覧会を、博物館の館長 長崎巌先生の講義付きで観賞しようという催し。

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画像をクリックすると大きく表示できます。

先生のお話は、「美しいキモノ」No. 260 pp.84-88 とほとんど同じ内容。

ジャパンブルーと称されるほど、藍は日本で親しまれてきたが、初めから、現在の発酵建てによる染め方がされていたわけではなく、藍の青に黄蘗(きはだ)の黄色を重ねた青緑色に摺染していたのではないかと、古くからの文献から考えられるという。藍が染に役立つ植物として注目されるようになり、やがて蓼藍が染色に優れていることが分かり、発酵建てによる染色が一般化していったとのこと。

しかし、発酵建てのメカニズムが解明されず、また温度制御が難しかった時代には、藍染は非常に難しく高価な染め物であった。

最も藍染めが普及したのは江戸時代である。発酵建てのメカニズムが解明され、藍甕の温度制御ができるようにりなると、工程の再現性が格段に上昇し、安く染められるようになった。そしてその技法が伝搬し、交通の発達によって原料が全国に供給されるようになると、庶民の手に届くようになった。

また、そのころ木綿の国内生産も盛んになり、藍が木綿に非常によく染まるという相乗効果によって、藍染の木綿製品が染織品の大きな部分を占めるようになったというようなお話だった。

江戸時代に広がったという話は、田中優子先生の、「江戸時代は第1次グローバリゼーションが完成した時代だった」という話が思い出された。

少し前に、インドの藍染の話を聞いたことがある。藍の種類は違うのだが、やはり甕で発酵させていた。木綿も染色の技術も中国やインドから日本に入ってきて、日本の職人たちがその技術を取り入れるために盛んに研究を重ねた。藍染もそんな時代の成果なのではないだろうか。

そういえば、NHKの大河ドラマ『女城主 直虎』では、直虎が自分の領民たちを豊かにするために、綿花の栽培に力を入れる話がでてくる。

歴史というのは、人々の生活の中で流れていくものなのだと思う今日この頃。

ところで、長崎先生の講義では、貴重な藍染の資料を手に取って見られる機会を与えてくださった。

田酒 特別純米山廃仕込

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田酒をいただいた。

開封したては、どちらかと言うと硬さが目立っていた。

2,3日冷蔵庫で放置して飲んでみたら、ま~るくなって絶旨!
濃厚な白ワインのように思えたので、ワイングラスに注いで、ぐびぐび。
気づいたら、一人で4合程を一気に飲んでしまっていた。
最後まで飲んでしまっては、家族に申し訳ないと思い、底に3cmほど残しておいた。

娘に、ひど~い、となじられた。

1升瓶のお酒は、自分では買わないけれど、味の変化が楽しめてうれしい。


祇園祭と小千谷縮

先週、お着物友達に誘われて祇園祭の始まった京都へ行ってきた。某呉服屋さんの展示会と、京都国立近代美術館で開催中の「ヴァン クリーフ&アーベル ハイジュエリーと日本の工芸」展、そして祇園祭を楽しんでおいしいものを食べる、という盛りだくさんな旅だった。

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ヴァンクリの展示会は、最初の会場でヴァンクリの高度な加工技術を実感した後に、次の会場で日仏の熟練技術の粋を堪能するという構成。日本の七宝や陶芸、漆芸、金工、染織品がとともにヴァンクリの宝石が並ぶのだが、日本の工芸品には作者不詳などというのも随分あって、おそらく、明治維新で西洋の文化を盛んに取り入れていたころ、日本の伝統技術が顧みられなかったのかもしれないなどと思ったりもした。

宝石に関しては全く関心のなかった私だが、ルビーの赤い色に魅せられた。しかし、そこまでにしておこう。これ以上、興味の枠が広がると自己破産してしまう。
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このあと、近くの細見美術館によって、京都の老舗呉服店「ぎをん齋藤」コレクションを鑑賞。時代時代の技を駆使した古裂れを鑑賞。

夜は、祇園「阪川」で夏の味を堪能。おいしいと思える鱧を初めていただいた。このお店、2年前にも伺ったことがあり、とても美味しかったので、また今回もと予約。しかし、なかなかの人気店なので予約できた日に合わせて旅行日程を組んだ次第。

美味しいお料理を紹介したかったのだが、写真禁止なので外の看板だけ記念写真。

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最後に、鉾が並んだ祇園祭を楽しんだ。昇れる鉾があると聞いて、菊水鉾に昇らせてもらった。

さて、今回の真夏の京都の旅は2日間。

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どのきもので行こうかあれこれ悩んだのだが、汗で汚れても気にならない、しわも気にならないものということで小千谷縮。麻のきものはあまり好きではないのだが、夏の旅にはこれだと実感した次第。

着物の展示会のお話は後日。いい出会い(いえ、着物ではなく、人との)があっただった。

道成寺 by 能×日本舞踊×一中節

もう1週間前のことになるのだが、7月1日、日本舞踊西川流師範 西川喜優さんのリサイタル 桃李の会というのが矢作能楽堂で行われたので、とあるご縁から、友人と訪れた。

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道成寺という演目は、平安時代から伝わる「安珍清姫伝説」という紀州道成寺にまつわる伝説のもとにしたもので、能や歌舞伎、浄瑠璃などで古くから演じられてきたという。

そんな有名な演目を、能と日本舞踊と一中節(浄瑠璃)とのコラボレーションで演じるというのだ。

会の構成がなかなか粋である。メインの演目に入る前に、紀州道成寺の院主小野俊成氏がゲストで登場し、「安珍清姫」を、お寺に伝わる美術資料の絵巻(のレオプリカ)を使った絵解き説法で、物語を解説してくださったのだ。この絵解きがまた面白く、院主様の滔々と流れるような語り口の説法にしばし魅せられた。

また、美術館でよく見かける絵巻というもが、本来はこのような絵解き説法に使われていたのだと、初めて知った。

さて、メインの「道成寺」は、安珍・清姫伝説の後日譚。安珍を探す清姫が白拍子の姿で紀州道成寺の鐘供養の場にやって来て、安珍が隠れる鐘に飛び込み、蛇体に変化して、安珍に捨てられた怒りに火を吹き暴れるが、僧侶の必死の祈りにでやがて成仏するというお話。
能では、蛇体は僧侶の祈祷で川に飛び込んで死んでしまうとこまでなのだが、一中節では最後に成仏するのだそうだ。今回は一中節の解釈で構成したという。

白拍子を演じるのが日本舞踊の西川さん、蛇体を能のシテ方奥川恒治さん、浄瑠璃に都一中、都了中父子。

3つの芸能が見事に融合されていて素晴らしい演技だった。今度はぜひ能の「道成寺」を見てみたいものである。

最後に、 楽屋にお邪魔して西川喜優さんにご挨拶させていただいた。

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tag : 西川喜優

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