例年ならお着物着て出かけるのにちょうどよい季節のはずなのに、雨ばかりで、その上寒い日ばかりで、もっと単衣が来たかったのに全然着られなかった10月だった。そんな10月を、仕事着物で振り返ってみる。10月5日(木) 曇り時々晴れ 最高気温20.7℃袷の季節に入り、気温も袷にちょうど良かったけれど、まだまだ単衣で過ごしたいので、単衣の結城に、尾峨嵯先染繍の刺繍の名古屋。帯 着物の裄がちょっと短いので、長襦袢は...
ずっとお天気が悪くて、片付けたいのに片づけられずにいた夏の着物を、台風と台風の間の晴れ間にお洗濯した。 上は去年、洗濯して身幅が狭くなってしまって、この夏に、自力でお直ししてよみがえった(?)麻と思しききもの。詳細はこちら。いろいろ調べてみたら、生地の織り方にや材質にもよるが、幅でも2~3%は縮むらしい。 こちらは小千谷縮。乾いたら、なんとなくよれよれ。いくら普段着として着るにしてもなんだ...
「新規の案件をお願いさせていただきたく、ご連絡を差し上げました」というメールをもらった。「~させていただきたく」ってことは、「お願いしてもいいですよ」って答えたら、本題のお願いするんだろうか? なんにでも「させていただく」ってやめてほしい。もうひとつ、「ご連絡差し上げました」もなんだか違和感。「させていただく」を使うならこっちでしょ、と思う。「新規の案件をお願いいたしたく、ご連絡をさせていただきま...
今年4月に京都で購入して誂えた着物にようやく袖を通した。 桐竹鳳凰の地紋がじっかりと入り、しかもビロードも施してある生地を伊勢型で鮫小紋に染め上げたもの。思わず、「いい仕事してますね~」っと声を上げてしまった1枚である。西陣宮田織物さんの伝統工芸士 上山智倍さん作。私、この方、大好き。因みに、帯も上山さん。和紙を織り込んだ帯で、これも「いい仕事してますね」作品。袋帯にすると高くなりすぎるから...
近所の居酒屋に家族3人で。お好み3種類の飲み比べセットがあったので、一人1セット、合計3セット頼んでみた。左上から順番に吟醸立山(富山)、特別純米作田(青森)、松竹梅(京都)無鑑査本醸造長辛口 一ノ蔵(宮城)、山廃純米天狗舞(石川)、純米吟醸辛口生一本 真澄(長野)純米吟醸雪の茅舎(秋田)、純米月山(島根)、純米富士錦(静岡)吟醸酒と普通のお酒を一緒に比べたら不公平だと思うのだけれど、どれも美味しかった...