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気ままに

酒と仕事と着物ときものと
Top Page › Archive - 2018年05月

さららビューティーという名の不思議な商品

昨日は、講師を務めている某翻訳学校の後期選択授業のための体験レッスンで、久しぶりに講師のお仕事。歳のせいか2時間の講義でぐったり。帰宅して、とりあえずのビールを飲んだら、もう何もする気がなくなってしまった。そんな昨日は、雨模様だったのでシルックの単衣に道頓織の名古屋帯でシンプルに。 長襦袢もシルックの楊柳地のもの。その下にさららビューティーの下着とステテコタイプのパンツ。ポリの着物の時は汗染み...

雨の鎌倉散歩

もう1週間前のことになる。先週水曜日、お世話になっている(お世話している?かも)呉服屋さん主催の着物で集う会があった。今回は鎌倉。11時半に鎌倉駅に集合して、和食のお店「楠の木」さんでまずは腹ごしらえ。こんな桶の中に入ったお料理のランチコース「風流御膳~鳩宮~」。湯葉のお刺身、鱒の包み蒸し焼き、そら豆の最中、京胡麻豆腐、カリカリ豆、稚鮎の変わり揚げ(実はエビだったかも?)、せいろそば、コーヒー。 ...

くり死す

今朝、4時半ころ、我が家の柴犬くりが逝ってしまいました。15歳と1か月でした。 先週土曜日の午後に急に動けなくなり、急遽、お世話になっている動物病院に連れて行きましたが、手のほどこうしようがないのでこのまま自宅で看取ってくださいとのこと。それから、2日半、ずっと同じ姿勢で横たわったまま。自力で起き上がろうとした時もありましたが、力尽きたということでしょう。静かに息を引き取りました。若いころは、しょ...

御慶事 by 青木酒造

とてもおいしいお酒をいただいた。御慶事 袋吊り斗瓶取り 純米大吟醸茨城県古河市の青木酒造製。 「獺祭」というお米に失礼なくらいの精米歩合を誇るお酒が最近人気だが、このお酒も精米歩合38%。しかし、とろ~っとした甘さなのにすっきりとしていて、深いコクも感じる。こんなにおいしいお酒があるのかと感動してしまった。兵庫県特A地区産「山田錦」の純米大吟醸を、「袋吊り」という贅沢な方法で搾ったのだという。...

初めての海老蔵さん

13日の日曜日は歌舞伎座で海老蔵さんを観てきた。青山きもの学院師範科の同窓会である。今年の参加者は約300人とのこと。 演目は「雷神不動北山櫻(なるかみふどうきたやまざくら)」。市川海老蔵さんが五役を勤めた。歌舞伎痛の先生のお話では、この演目を通しでやることはないとのことだったので、一人で五役というのもなかなかないことなのだろうと思う。それにしても、海老蔵さんは美しいし、華がある役者さんだ。あまり好...

きものは左右均等には着られない

先日、東京キモノショーのワークショップ「きもの寸法相談」に参加してきた。いままで何枚も着物を仕立ててもらったが、ちょううどよく、気持ちよく着られる着物は少ない。胸の皺がどうしてもきれいに整理できなかったり、おはしょりの幅が均等にならなかったり……。そんな悩みを、寸法から解消できないかと思ったのだった。アドバイザーは仕立て屋ツキヒコの彦根由美さん。以前にこの方の書いた「正絹を自分で洗う本」や「マイサイ...

初めてのワインレッスン

某有名ソムリエが主宰するワインスクールでワンコイン(500円)で4種類のワインの味比べができるという体験講座があることを知り、時間もあったので参加してみた。初心者の体験レッスンで出てくる4種類なんて、だいたい予測はできるのだが、4種類を比べながら飲むという機会はなかなかないし、ワンコインでそんな体験ができるというところに魅かれた。教室に入っていきなりびっくり! 部屋のホワイトボードの前のテーブ...

映画人の墓碑の会 全合葬者合同追悼会

4月29日(日)、昨年暮れに亡くなった知人の納骨が行われるというので、隅田山多聞寺を訪れた。間近にスカイツリーがそびえるが、静かな下町風景の中に佇む寺である。 茅葺の山門を入ると左手に本尊『毘沙門天』の案内碑がある。ご本尊が毘沙門天ということで、隅田川七福神めぐりの終点のお寺でもある。山門は京保年間に一度焼失したが、その後すぐに再建され、関東大震災や戦争の災禍を免れて280年余り。墨田区最古の建造物...