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気ままに

酒と仕事と着物ときものと
Top Page › Archive - 2019年03月

収容容器

「収容容器」という表題の発明がある。容器って物を収容するものじゃないのか?「収容容器」と「容器」との違いは何?"accommodation container" ってすっごく冗長な気がするんだけど、ワード換算で仕事しているので、1語か2語かは収入を大きく左右する。誘惑に負けそう。      ...

花見

東京は昨日、桜が満開になったそうだ。今週末はお花見日和かな? 私は来週、京都でお花見の予定。今年はちょうど見頃の時期に行けそうだ。花見の花は桜でなければならないのでだそうだ。農耕のシーズン到来を告げるように桜が開花していく。桜の花が開くと、農民たちは、作物を植え、種を撒く季節の訪れを知る。そうして、桜の木を囲み、春の訪れに感謝して花を愛で、1年の豊作を祈る宴を張る。これが花見の起原だと、伝統文化ジャ...

琉球染織工房巡りの旅(その2)

大城廣四郎工房を後にし、首里城方面へ。といっても目的地は城間びんがた工房。紅型は琉球王朝時代に王族しか着用を許されなかった沖縄の伝統衣装。城間びんがた工房は琉球王朝時代から続く紅型三宗家の一つ。特に城間家は、明治時代の王府廃止による紅型の衰退を乗り越え、 第二次世界大戦の戦禍からも復活を果たし、初代から現在の16代目栄市さんまで一度も途絶えることなく紅型を染めて続けてき唯一の染屋さん。そんな誇り...

琉球染織工房巡りの旅(その1)

もう1か月も前のことになってしまったが、先月、沖縄の染織を訪ねて1泊2日の弾丸ツアーに参加してきた。訪ねた工房は3カ所。1日目に南風原町の大城廣四郎染織工房と、首里の城間紅型工房。翌日に読谷村の工房真南風。最初に尋ねたのは、大城廣四郎工房。廣四郎の名があるけれど、現在は2代目の一夫さんがご当主。琉球絣や花織を主に作っている。かすりの道を200~300mほど下ったところに工房の立派な看板。  かすり...