旧日本軍の従軍慰安婦問題を扱ったドキュメンタリー映画「主戦場」を観てきた。金曜日の16:00に100席ほどの劇場は満席だった。監督は日系米国人2世のミキ・デザキ。韓国人元慰安婦の証言に疑問を呈する保守言論人(いわゆるネトウヨと呼ばれる人たちが支持している人たち)と、元慰安婦を支援してきた人たちや歴史研究者・学者らが、それぞれデザキ氏の疑問に答えていくのだが、その映像は、決して同じテーブルについて議論するこ...
先日、ほつれ補修針というものの存在を知った。飛び出した糸のほつれを簡単に補修できるという。これ、もしかして唐織のほつれにもいいかもしれないと思い、試しに買ってみた。
手芸 手芸用品 ほつれ補修針セット Clover| つくる楽しみ価格:486円(税込、送料別) (2019/4/24時点)唐織って豪華で素敵だけれど、糸がひっかかってすぐにほつれてしまうのが難点。ひっかかってしまうのが怖くて、着装するときは手袋をしたりするのだ...
同じ着物と帯の組み合わせで、帯締めと帯揚げを変えてみた。(実は半衿も違うけど、写真ではわからないかも。)左は、びじっと締まった感じ。右は涼し気。どっちも好きだわ。💛 ...
Vino Hayashi というところがやっているイタリアワインの通信講座という名の、ワインの定期購入みたいなものがある。毎月2本のワインとを届けてくれるというので、受講してみることにした。その第1回のワインが届いた。初回はトレンティーノ=アルト・アディジェ州の白赤各1本。ワイングラス4個のおまけつき(いや、受講料に含まれているはず)。同じワインでも、グラスの形や大きさが変わるだけで味わいが違ってくるのだとい...
去年メルカリで7800円で手に入れた久留米絣の反物を仕立てておいた。ちょっと生地が薄目だったので、暖かくなるまで待っていて、ようやく今日、袖を通した。着物を着るのにちょうど心地よい季節だわ~。今日は一日これ。 ...
京都の旅からずいぶん時間がたってしまったが、これだけは書き留めておきたいと思っていたのが、お茶の話。今年は京都市内から宇治市まで足を延ばし、平等院へ。 南門を入ってすぐのところに「茶房 藤花」という宇治茶を飲めるお店がある。一通り院内を見て回った後、ここで一服の休憩。そして、お茶ってこんなに甘くておいしいのかと感動するほどのお煎茶をいただいた。 説明の通りに茶葉を急須に入れる。茶葉はピンと...
宮崎緑さんの斬新な着物姿がちょっと話題になっているが、私もかなり大胆な提案を受けた。というのは、ここ数年、毎年4月に訪れる着物の展示会での話。X JAPANのYOSHIKIがプロディースするYoshikimonoを手掛けるスコープ・ココの南雲氏からの提案だった。その日、私はこんな装いで展示会に出かけた。 着物はスコープ・ココのYoshikimonoならぬNishikimono。柄も織で出している西陣お召である。そんな私を見て、嬉しそうに1本...
音の響きはきれいだけれど、漢字を見るとなんだかぞっとする。初めて和書からとったのだと、世間では殊更強調して、政治ショーを演出している。「万葉集」巻5(815番歌)の詞書「初春令月、気淑風和」からとったのというけれど、この詞書は、後漢の学者 張衡(78-139)による「歸田賦」の「於是仲春令月、時和氣清、原隰鬱茂、百草滋榮」(是に於いて 仲春の令月 時は和し気は清む 原隰し鬱茂し 百草 滋栄す)からきている...