fc2ブログ

気ままに

酒と仕事と着物ときものと
Top Page › Archive - 2019年07月

能楽入門2と国立能楽堂ショーケース

能楽入門の第2回は「能舞台に立つ」。舞台の構造の解説を聞いた後、国立能楽堂の研修用舞台に立ち、屋根のある舞台での音響効果を実際に感じたり、すり足で歩いてみたり、能面をかぶって、そこからの見え方を体験したりした。舞台の中で聴く謡はよく響いた。謡ってくださったのは、観世流シテ方川口晃平さん。一人なのに。本番では、鼓や笛のお囃子とともに何人もで謡うのだから、かなりな大音響に違いないと、屋根の存在の意義を...

シャトー・メルシャン「アイコンシリーズ」全6種を

先週の土曜日、椿山荘「料亭 錦水」で、シャトー・メルシャンの最高レンジ「アイコンシリーズ」全6種と「錦水」のお料理とともに堪能してきた。9月にオープン予定の椀子ワイナリーと、既にそれぞれ素晴らしいワインを生み出している桔梗ヶ原ワイナリー、勝野ワイナリーの、3ワイナリー長のお話を伺いながら、トリロジー、リヴァリス、オルトゥス、シグナチャーのアイコンワインを一度にいただけるという、特別なイベントだった。...

印象操作

彼は「連立与党で71議席、改選議席の過半数を大きく上回る議席を頂きました」と誇り、報道は「与党が過半数を超えた」と、いかにも勝利したように伝える。しかし実際には、改選前の77議席を大幅に下回った。しかも、自民党は、改選前は67議席を10も減らし、参院での単独過半数を失った。さらに、改憲勢力2/3をも下回った。なのに、「改憲の議論するのは国会議員の責任だ。議論は行うべきである。これが国民の審判だ」と、たわご...

トゥーランドット@新国立劇場 なんという結末

新国立劇場2018-19シーズン最後の演目『トゥーランドット』を観てきた。指揮:大野和士演出:アレックス・オリエ美術:アルフォンス・フローレス衣裳:リュック・カステーイス照明:ウルス・シェーネバウム演出補:スサナ・ゴメス舞台監督:菅原多敢弘キャストトゥーランドット:イレーネ・テオリンカラフ:テオドール・イリンカイリュー:中村恵理ティムール:リッカルド・ザネッラートアルトゥム皇帝:持木 弘ピン:桝 貴志パン...

each を使ってはいけない

某クライアントが最近、そう指示してきている。最初は、え~っ?! そんなの無理、と思っていた。ところが、いやいや、これは意外に重要なことかもしれないと気付いた。現在進行中のそこの案件は、以前は「各○○素子は、××を備えている」と書いていたようた箇所に、「任意の1個の 〇〇素子は、××を備えている」なんていう表現を使っているのだ。"Each of the ** elements has an xx"  と ”Any one of the ** elements has ~ ”で...

半巾帯を楽しむ

夏になると、半巾帯をいろいろアレンジして楽しみたくなる。背中に帯枕を当てない分、涼しく感じるから。浴衣のシーズンでもあり、需要も多くなるというわけで、先月の着付け教室のゼミのテーマは半巾帯。基本の貝の口や矢の字をおさらいした後、片ばさみのアレンジに挑戦した。硬めの帯できりりと結んだ女性用片ばさみ(若干アレンジ)。こんな風に裏を出したり帯が長い場合は、長さを生かしてアレンジしたり……。そんなゼミで学ん...

「三越 きものゴコロ。」見てみて~

先月の初めに日本橋三越で「一色采子さんの×きものsalon編集長トークイベント」があったという話は、以前にここでも書いたが、その時の様子が「三越きものゴコロ。」というサイトに掲載された。ここ → https://premium.lavida.jp/kimonogokoro/article/eventcampaign/3380/自分のを一枚だけ拝借。帯がしわしわだわ。そこだけ残念。その日急遽、裏を使ってみようと思い立ったのでね。      ...
ミッチャンから伝言 * by potya
松本で一緒に撮ってもらった写真、ミッチャンお気に入りです。
「俺がいなかったらもっと素敵だったのに・・・」と。

Re: ミッチャンから伝言 * by miemama
今度はミッチャンとも、お酒をゆっくり一緒に飲みたいです。

能楽を基礎から学んでみることにした

kissぽーと財団という港区の団体が主催する「能楽入門~能楽鑑賞の達人になろう!~」という講座に応募したところ、港区民でもないのに(でも、職場(?)は港区)2倍強の競争率を見事突破し当選してしまった。何しろ、能楽の第一線で活躍する方々が講師をしてくれるのに、全7回でたった9000円という破格の受講料。能「葛城」を題材に様々な角度から能楽鑑賞に役立つ基本的な知識を学び、最後は実際に、国立能楽堂で「葛城」...

大野和士のオペラ玉手箱Vol.2「トゥーランドット」

新国立劇場オペラ芸術監督 大野和士のオペラ玉手箱の第2回目が、6月29日に開かれた。去年の「魔王」の回以降、今度はいつ? と思っていたところだった。すでに、YouTubeでその様子が公開されているので、詳しく書かないけれど、カラフ役で出演したテノールの工藤和真さん、まだ若いけれど、将来のスターかもよ。アンコールで歌った「誰も寝てはいけない」がよかった。本番の「トゥーランドット」は、7/12東京文化会館を皮切り...