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気ままに

酒と仕事と着物ときものと
Top Page › Archive - 2019年10月

セルヴァビアンカ~イタリアワイン

DOCGヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノという格付けのヴェルナッチャ100%のワイン。ミネラル感たっぷりで、甲州に似てる。3700円も払ってこれ飲むなら、1900円のグリド甲州のほうが断然いい、というかグリド甲州のほうがうまいと思うのだった。      ...

大島紬を仕立て直して

最近、いろいろな方からお着物をいただく。特に大島は、今では織られていない貴重なものが多く、少々サイズが合わなくても有難くいただく。そんな1枚。夫の古くからの友人のお母さまからいただいた大島。一元式の細かな絣が素晴らしい。今年、お年始にご挨拶に伺ったときにいただいた。せっかくだから、私の寸法に仕立て直して、長く大切に着たいと思い、そめの近江さんにお願いした。洗い張りをして仕立て直すと3~4か月はかか...

能楽入門~ワキの視点を知る

能楽入門はもう5回を数える。先月の第4回は衣装とその着付けがテーマで、言葉にするのがなかなか難しく、ブログに記録することができなかった。今回は、ワキのお話。講師は下掛り宝生流の御厨誠吾さん。下掛り宝生流というのは、ワキの流派なのだそうだ。現代の演劇は映画の世界とは違い、能楽師のワキ方はワキしかやらない。いずれはシテで主役を張るなんてことはない。その役割は、幽霊だったりするシテの話の聞き手であり、観...

エウゲニ・オネーギン@新国立劇場

新国立劇場オペラの新年度開幕はチャイコフスキーの『エウゲニ・オネーギン』。私にとっては、初ロシアオペラ。所謂原作というのがあって、プーシキンの韻文小説なのだそうだ。それをチャイコフスキー自身の経験を盛り込んで作り上げたという。チャイコフスキーもすれ違いの人生を送ったのか? というか 恋愛が成就するにはタイミングが大切よね~と思ったり……、イタリアオペラのような華やかさはないけれど、なかなか考えさせられ...