篠屋さん見学の合間のお楽しみは、お料理。1日目、京都についてすぐにランチをしたのは、仁和寺門前の「左近」。お2階の窓から仁王門がよく見えます。京料理とフランス料理の融合と調和を味わうというコンセプトらしい。なかなかユニークなお店だ。おまかせコースをいただいた。先付は、鰆のみそ幽庵焼き、近江牛のローストビーフなどパンプキンポタージュはお椀で天然鯛、本鮪、しまあじのお造り鯛ポワレ アンチョビバターソース...
前回の続き篠屋さんで貴重な歴史資料を見せていただいた後、西陣織の伝統工芸士 杉村町子さんがすくい織の帯を織っていらっしゃる様子を見学した。新日本紀行で篠屋さんが紹介されたとき、10代目が新しく考案した帯の製作を依頼したのがこの杉村町子さん。テレビに映っていた町子さんは、気さくで元気なおばさん。お目にかかった町子さんもその印象のままの方だった。織っているときが何よりも楽しいいっておっしゃっていた。天職...
西陣の帯問屋 篠屋さんのお宝を見せていただきに、4連休の後ろの2日間、京都まで行ってきた。篠屋(ささや)さんは、8代将軍徳川吉宗の時代、1738年(元文3年)創業の今では西陣で一番古い織物問屋さんである。会社の名前は木村卯兵衛株式会社、屋号が篠屋。現在の社長さん(ご当主)は10代目木村卯兵衛さん。2012年に10代目を継いで、蔵を整理していたら文政年間に織られていた西陣織の紋帳や打掛など、古い職人の技を伝える貴重...