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お手入れから戻ってみれば

4月にお手入れに出した着物3枚が戻ってきた。

一応、確認のため広げてみたらば……。

写真は3枚のうちの2枚でございます。




上は、本藍染めの結城紬。下は、西陣お召しなんですが、どちらも見事なかぶり。

畳んだ状態では、一見きれいに仕上がっているように見えるのだけれど、若干、裾を無理して整えたようなプレスの跡があったので広げてみたら、これです。


これ、秋に着用するまで気づかずにいたら、クリーニングが原因とは言い切れない。お直し代、結構かかりそうだけれど、自腹だわよね。


気づいてよかった。秋までは着ないので、ゆっくり直してもらうことにしました。


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Means-Plus-Function クレームとnonce word

暇なので、今まで曖昧にやり過ごしてきたことを整理している。備忘録としてここに書いおく。


今日は、nonce word.  「臨時語」というらしいが、これでは意味が分からない。

mechanism, module, device, unit, component, element, member, apparatus, machine, systemなど具体的な構造がわからない包括語で、最近の特許明細書で means for ~ の代わりに使われている語のことだ。


日本の特許出願明細書では、具体的な構造を記載しないで機能だけで限定したクレームを多く見かける。日本から米国に出願する際、Means や Step という単語を使わなければ米国特許法 第112 条(f)が定める Means-Plus-Function クレームには当たらないとされてい来たがので、特に、means の代わりにdevice や unit などの代用語を使うことにしていたし、そう指示されることが多かった。


しかし、2015 年の Williamson 判決以降,Means や Step を使用しない場合でも機能的に表現されている構成要件についてはMeans-Plus-Function クレームとして審査されることとなった。


改定された米国審査基準(Manual of Patent Examining Procedure: MPEP) 2181 には以下のように記載されている。

-------

… examiners will apply 35 U.S.C. 112(f) or pre-AIA 35 U.S.C. 112, sixth paragraph to a claim limitation if it meets the following 3-prong analysis:

(A) the claim limitation uses the term “means” or “step” or a term used as a substitute for “means” that is a generic placeholder (also called a nonce term or a non-structural term having no specific structural meaning) for performing the claimed function;
(B) the term “means” or “step” or the generic placeholder is modified by functional language, typically, but not always linked by the transition word “for” (e.g., “means for”) or another linking word or phrase, such as “configured to” or “so that”; and
(C) the term “means” or “step” or the generic placeholder is not modified by sufficient structure, material, or acts for performing the claimed function.


審査官は、クレームの限定が以下の3つに合致する場合、米国特許法第 112条(f)または旧米国特許法法第 112条第6段落を適用する。


(A) 請求項を限定するために、請求項の機能を実行する包括的代用語(特定の構造的意味を持たない非構造的な用語であり、nonce termとも呼ばれる)である”means”、”step” 、あるいはその代替として使用される語を使用している場合


B)必ずしも移行語や連結語と連結しているとは限らないが、例えば”means for" など ”for”に代表される移行語や、”configured to”、”so that”などの連結語(句)と連結する機能表現などのが、means”または”step”、あるいは包括的な代用語を限定する場合。


C)”means” または ”step”、あるいは包括的代用語が、クレームされた機能を実行するための十分な構造、材料、または行為によって限定されていない場合。

------


というわけで、、”configured to" なんて安易に使わないで、ようく考えて、気を付けて使わなければいけないのであった。しかし、翻訳者が勝手に作文するわけにもいかないからね~。



北信右岸シャルドネ ミッドナイト・ハーベスト 2019

右岸シャルドネは、標高の高い冷涼な畑で取れるので、柑橘系の香りとミネラル感が特徴だ。これはその中でも特に、真夜中の寒い時間帯に収穫をして朝一番に仕込んだもの。


「真夜中から明け方にかけての時間帯は、ブドウのアロマ成分が最も多い」という報告もあるそうだ。太陽が出ている間に光合成でエネルギーを蓄え、そのエネルギーを使って夜間に香り成分を合成するのだとか。昼になるとその香り成分の一部はまた分解されてしまう。


ミネラル感の強き右岸シャルドネを、真夜中に収穫することで果実のニュアンスを感じられるようにしたとのこと。


色は輝きのある淡い黄色。グレープフルーツの香りと樽由来の香りの相乗効果でとても優雅な香りがする。


白身のお魚のカルパッチョにレモンとちょっぽりの岩塩を振っていただいたら最高なのだろうけど、家飲みだと、なかなかそうもいかない。


酸味とミネラル感が心地よく口の中に広がって、幸せを感じさせてくれた。


足袋のはなし

今度の日曜日に、真似事程度に習っている日本舞踊の発表会がある。本当は去年の4月にやるはずだったのだけれど。ようやく、今度こそできるみたいだ。



発表会には、新品の足袋を履く、ということをすっかり忘れていて慌てている。そんなわけで、楽天でネットショッピングを利用することにした。そして、白足袋には礼装用と普段用とがあることを知る。え~、知らなかった。


言われてみれば、同じ綿の白足袋でも2000円以上もする足袋もあれば、1000円未満で買える足袋もある。それは単に、生地や作りの良し悪しかと思っていたのだが。


礼装用の足袋は、キャラコと呼ばれる生地で、普段用はブロードなのだそうだ。


キャラコもブロードも平織りなのだが、経糸と緯糸の打ち込み本数が違う。キャラコ足袋は縦横の糸の目が詰まっていて均一に織られていて高級感があるのだそうだ。


綿ブロードは、緯糸よりも経糸の打ち込み本数が多くなっていて。縦方向に多少の伸縮があり動きやすいという特徴があるとのこと。


なら、踊りにはブロードかな?


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Author:miemama
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