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気ままに

酒と仕事と着物ときものと
Top Page › Archive - 2022年09月

居敷当ての隠れた効果かも

9月も終わりますが、単衣の季節はこれから! と思っている私。単衣の着物には、お尻部分の補強や透け防止のために居敷当てを着けることが多いのだけれど、透け感を楽しみたいときや、布が1枚増えるので暑かったり仕立て代がアップしたりするという理由で、たま~に付けないことがる。そんな一枚がこれ。けちって付けなかった部類。結城紬の単衣この着物のことは以前に書いたことがある。http://araremiemama.blog.fc2.com/blog-ent...

in some embodiment をどう訳す?

最近の英文明細書は、preferably という表現を避けて、複数の実施形態を優劣をつけずに in some embodiments や may を使って、淡々と描写することが多い。同様に、様々な実施形態のなかの一つを例示する際には、in an embodiment とすることが多い。日本の明細書であれば「好ましくは、XはYである」となるであろうとことろを”In some embodiments, X is Y” とか ”X may be Y" と記載しているし、「例えば、XはYであってもよい」...

the novel features believed characteristic of the invention

”The novel features believed characteristic of the invention are set forth in the appended claims.”和訳はあまりやらないのだけれど、来週から始まる講義の準備をしていたら、こんな文に行き当たった。調べてみたら、特許にはよく出てくる表現のようだ。文法的にはどう解釈すればいいのだろうか?元の形は“believe the novel features (to be) characteristic of the invention” ということか?  でも訳が難しい。「本...

ラ・ブラチェスカ ブラマソーレ 2018

シラーと言えばスパイシーなイメージなのだけれど、いい意味それ裏切ってくれた。濃厚な果実味でちょっと甘いのかと思っているところに黒こしょうやハーブのスパイス感が追いかけてくる。タンニンも心地良く残る。私、これ、好きだわ。いつまでも飲んでいられる感じ。でも、アルコール15%と高いから要注意。 ...

寄席というものを初体験

敬老の日の昨日、国立演芸場で寄席を初体験した。寄席の前に、ホテルグランドアーク半蔵門にて落語のレクチャーとお食事。レクチャーの講師は、この日のトリを務める古今亭志ん輔師匠。さりげなく芸を研くことの大切さを語っていたのではないかと思う。先日の能楽師味方玄さんのお話と繋がるところがあった。伝統芸能を継承する人たちに共通する思いなのだろう。お食事はホテルの秋のお会席。なかなか美味でした。志ん輔師匠の演目...