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波紋を呼ぶ

波紋は「広がる」もので「呼ぶ」ものではない、まして「投じる」なんて、と思っていた。ところが今日の朝日新聞の朝刊でこんな記事。



「米国では教育現場にも波紋を呼んでいる。」と書かれていた。調べてみたら、OKみたいだ。「波紋を呼ぶ」は「てにをは辞典」にも載っていた。


毎日新聞の「毎日ことば」というサイトによれば、

「波紋」の原義は「水面にものを投げた時などに、輪のように広がる波の模様」で、そこから「関連してつぎつぎに及んでいく変化や反応。影響」(いずれも広辞苑7版)の意味が派生しました。波紋を目的語に取る動詞は「広げる」「呼ぶ」「投じる」「描く」「及ぼす」などさまざまあり、少しずつそのニュアンスも異なるようです。

と書かれていた。

そして、

何もないところに騒ぎを起こすことを「波紋を投じる」、それによって影響の波が及んでいくことが「波紋を広げる」、影響が及んで受け手側が動揺することに焦点を当てたものが「波紋を呼ぶ」

のではないかと、使い分けを解説していた。


あまり納得していないけど、おかしいだろ! といったところで仕方がない。言葉は変わる。近頃は、的は「射る」ものなんて言っても、「はぁ?」という反応しかないもの。


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