定石・定跡
先日、新聞を見ていたら、昨日の将棋名人戦の記事に「定跡」という文字を発見。「定石」じゃなく? と思いつつも、「定石」はもともと囲碁からきている言葉なので、将棋の世界では「定跡」とするのかもしれないと、調べてみた。
広辞苑の第6版では、「定石」を
①囲碁で、長年の研究によって、部分的に双方ともに最善とされる、きまった形の打ち方。〈運歩色葉集〉。「―通りに打つ」②転じて、物事を処理する時のきまった仕方。「捜査の―」
と説明。
一方の「定跡」は、
将棋で、長年の研究によって、双方ともに最善とされる、きまった形の指し方
として、将棋で使う言葉としていた。
どの辞書も概ね同じ。
やっぱり、棋界としては「石」を使うわけにはいかない! ということだね。
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