固形分 solids content
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ある組成物の構成を説明するときに、
「○○化合物は固形分換算で ×質量%」
などという表現をつかうことがある。
この「固形分」とは、その組成物に含まれる不揮発性材料、すなわち組成物に揮発性媒体(揮発性溶媒など)が含まれている場合に、それが蒸発した後に残った物質、の含有量のこと。
なので、「固形分換算で ×質量%」とは、揮発性媒体を除いた不揮発性材料全体を100%として計算した場合の○○化合物の含有量と理解していいのだと思うのだが、たま~に 「○○剤の固形分換算における含有量は、組成物の全質量(100質量%)に対して ×質量%」なんて言うのが出てくことがあって、これって、とっても混乱する。
たぶん、「○○剤」っのが市販の懸濁液のようなもので、その懸濁液のなかの○○剤そのものの割合を言いたいのだろうと思う。難しく考えるとますますわからなくなるので、
"○○agent content (in terms of solids content) is X percent by mass relative to the total mass of the ** composition."
なんてしちゃっているのだが、いいのか悪いのか……。
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