5年ぶりに映画を観た
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今週、映画を2本観た。実に5年ぶり。ハ・ジョンウ主演の『ラブフィクション』以来だと思う。
還暦を目前にした今の私には妙に共感できるところが多かった。若いころには理解できなかったのに今は愛おしく思えることがたくさんあるもの。
そんなわけで、映画館浦島太郎状態だった。新宿ピカデリーなんて立派なビルになってるし、チケットの買い方も違うし……。
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さて、一本目は水曜日に講師のお仕事が終わった後に『日日是好日』@新宿ピカデリー。
そして今日、11月2日は『ウスケボーイズ』@新宿武蔵野館
『日日是好日』は森下典子の『日日是好日「お茶」が教えてくれた15の幸せ』という本をそのまんま映画にした作品。
黒木華さんは華さんらしい自然な役どころ。好きだな、彼女。樹木希林さんは、演技なのかもしれないけれど、なんだか苦しそうだった。これが遺作になるのかな?
『ウスケボーイズ』は以前、ここでも紹介したことがある。(こちら → http://araremiemama.blog.fc2.com/blog-entry-267.html)
ボー・ペイサージュの岡本英史、Kidoワイナリーの城戸亜紀人、小布施ワイナリーの曽我彰彦の物語なのだけれど、映画では名前が変わっていた。
主演の渡辺大が岡本秀史という名だったけれど岡本さんの役。原作は、3人が国産ワインづくりに苦労して成功していく姿を、ドキュメンタリーなのだけれどドラマチックに描いていたが、映画の方は麻井宇介の思想を受け継ごうとするなかでの苦悩がテーマ。「教科書を捨てなさい」という宇介さんの言葉に悩む。
ブドウづくりにどんなに苦労したかなんてことは意外にもあっさり。でも、そんな描き方、私は好きだな。
ワインがグラスに注がれる画と音がたまらなく美味しそうだったので、帰りにどこかで飲んでいきたくなったけれど、中村屋のあたりに来たら、インドカリーが食べたくなったので、ビールとカレーになってしまった。中村屋もすっかり変わっていた。
考えてみれば、ここ数年、東口のほうを歩いていなかった。新宿は仕事も遊びもだいたい西口方面だったので、ここでも浦島太郎となっていたのだった。
そうそう、トモコちゃん、福岡でも12月公開だそうですよ。
最後に、お出かけコーディネートを記録のために。
10/31(水)はお仕事きもの
リサイクルの紬
寺島利男の染め帯
クリーム色ちりめん帯揚げ
道明の帯締め
11/2(金)ただただ映画鑑賞のために
今ではほとんど織られない一元式9マルキ(たぶん)の大島(お友達のお母様の遺品)
7代目永治屋清左衛門の経錦の袋帯
瓶覗(?)ちりめん帯揚げ
朱色のおまけで頂いた帯締め
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