羅織のきもの
▼
羅の帯はたま~に見かけるが、着物は見たことがなかった。というか、手間暇かかるのに13mもよくぞ織りました、という感想しかない。
先週、伺ったスコープココさんの展示会で見せていただいたのだ。ついでに、そんな貴重なきものを当てさせてもらい、ちょっと緊張。しかしまあ、鮮やかなブルーだこと。
組織がわかるように接写してみるとこんな感じ。
羅というのは、経糸が隣の経糸に交差した後、さらに反対側の経糸に絡んでいくとう複雑な組織も有する。経糸同士が平行に並ぶのではなく、絡み合っていて、その間を緯糸が通る網目構造。ちょっと見ると編み物のように見える。
一緒に展示されていた羅の帯がこちら↓。この写真だと組織がよくわかる。
スコープココさんのお着物は普通のでも高いのだけれど、この子たちの値段にはびっくりしたわ。ま、貴重な体験ではあった。
この展示会には、ド派手な YOSHIKIMONO も一点飾られていた。YOSHIKIさんのブランドなので、 これだけは撮影禁止だったけど。
さて、この日の私の装いはひまわり。
小糸染芸さんの紋紗に、菱屋善兵衛さんの新ブランド一栞(いちか)の夏名古屋帯。大きなひまわりがお気に入り。
- 関連記事
-
-
娘に振袖を 2019/11/17
-
養源院を訪ねるて、唐織を識る 2019/11/16
-
大島紬を仕立て直して 2019/10/16
-
羅織のきもの 2019/08/25
-
半巾帯を楽しむ 2019/07/14
-
「三越 きものゴコロ。」見てみて~ 2019/07/10
-
帯揚げを整理してみた 2019/07/02
-
スポンサーサイト
Last Modified :