おいし・たのしのワイン会
▼9月19日、代々木上原にあるLe Beaucoup(ル ボーク―プ)というレストランで、「ル ボークープ&三幸蓮見商店 ブルゴーニュの宴」というワイン会があった。あれからあっという間に時間がたってしまった。忘れてしまう前に、メモをなくしてしまう前に、記録にとどめておかねば……。
このレストランは、中学時代の友人とのミニ同窓会で2回ほど訪れたことがある。素材にこだわったおいしいお店。ワインの品ぞろえも豊富。
そんなレストランが、三幸蓮見商店というフランスワインの輸入販売を手掛ける会社のオーナー 蓮見孝子さんを招いて、ちっちゃなワイン会を催したというわけだ。蓮見さんにはこの日、初めてお目にかかった。経験豊富だから、お話がとても面白い。フランスの代々続くぶどう生産者の誇りとか、恋愛なんてできない、同じ格の畑を持つ農家と結婚するんだとかいう相続にまつわる苦悩とか、なかなか興味深かった。

いただいたワインたち。左から順番にお料理に合わせていただいた。

最初はアミューズ。シャンパーニュは、ブリュット・グラン・リゼルヴ(ダニエル・デュモン) 2016。ピノ・ノワール40%、シャルドネ40%、ピノ・ムニエ20%。
オードブルは、キノコと毛ガニ、和梨のブランマンジェ。アリゴテ(フランソワ・ゲ)。V.V と書かれていたので古樹からとって葡萄のワインだ。アリゴテって初めて飲んだが、非常にフレッシュな印象だけれど、 ミネラル感たっぷり。
オマールえびとマツタケを使ったお料理には、プイィ・フイッセ シュル・ラ・ロッシュ(ミッシェル・ドゥロルム)2014。古樹のシャルドネ。口あたりがまろやか、酸味がしっかり。ミネラルもたっぷりで、シャルドネっぽくない感じがした。
ホタテのすり身を蒸したものの中にウニとすっぽんが入っているお料理。すり身がぼそっとしていて、少し残念から。合わせたワインは、モンタニー・プルミエ・クリュ(ジャン・マーク・ヴァンサン) 2014。さすが、1級畑のシャルドネはうまい。口の中にいつまでも残る余韻がたまらない。
メインディッシュはフランス シストロン産子羊。そしてワインはピノノワール。ボーヌ・プルミエ・クリュ レ・シュワショ(シャンタル・レスキュール)2013。香りも果実味もたっぷりでグラマー。なめらかなタンニンの余韻がたまらない。
デザートは和栗のモンブラン。これはデザートワインではなく、苦いコーヒーで。
幸せなひと時だった。ごちそうさまでした。
おまけ。この日の装い。着物・帯ともスコープココ。
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