ユウナで染めた久米島紬
▼昨年、ひとめぼれして買ってしまったクレーのの久米島紬。先日、京都きもの市場銀座店で、沖縄の紬に関するトークイベントがあったので、これを着て出かけてきた。
ユウナで染めた銀ネズ色の糸で織る。泥染めと並んで久米島紬の象徴的な色だ。
ユウナの幹を炭にして、それをミキサーで粉砕して、豆汁を入れた水に分散して染液をつくる。下の写真は2年前にある展示会で見せていただいたもの。
写真ではわからないが、ほんとにきれいな銀ネズ色の糸だった。
ちなみに、久米島紬は2004年に国の重要無形文化財に指定されている。
その条件は
・糸は紬糸または引き糸を使用すること
・天然染料を使用すること
・絣糸は手くくりであること
・手織りであること
の4つだそうだ。
そんな工芸品を身に着けることもないと思うのだが、やっぱり惹かれてしまう。
明るい色の着物がうれしい季節になってきた。春色で出かけたい。でも、まだまだ我慢の日々。
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