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よみがえる正倉院宝物展@サントリー美術館

春の雰囲気たっぷりの帯をメルカリでゲット。揚羽蝶が舞う蒲公英のそばで春の妖精が踊っているような、もかわいい袋帯。こんなの締めたら、それだけで心がうきうきしてしまう。


そんな帯を締めて、春の香たっぷりな一日にサントリー美術館へ。



正倉院宝物の再現模造品に焦点を当てた展覧会。

明治時代に奈良で開催された博覧会を機に、宝物の再現模造のプロジェクトが始まったのだとか。模造品というと聞こえが悪いが、材料や技法、構造を忠実に再現しようとする過程が紹介され、当時から現代に至る名工たちの熟練の技や最新の科学技術がなければできないことだったのだと、唸らされた。

精巧な技術の裏側がみられて、ある意味、本物をみるより刺激的な展覧会だった。


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