fc2ブログ

含有量=content ではない

物質の含有量を "content" と訳すことが多い。

例えば、含水量、金属量、アルコール分などは "water content"、

"metal content"、"alcohol content"。


でも、"the content of water of the composition" というのには非常な違和感を覚える。

最近、日本人の訳した特許文書には、この表現が非常に多い。


「前記組成物中の前記xx化合物の含有量」なんて文だと、大概

the content of the xx compound in the composition

て訳してある。


でも、この場合の content は「組成物のxx化合物含有量」であって、「xx化合物の含有量」ではない。実体のない不可算名詞だ。


the composition has xx composition content of ~ であって、

the xx compound has a content of ~ とはならない。


「前記組成物中の前記xx化合物の含有量」の場合は

the amount of the compound in/of the composition

とすべきだと思う。


ある成分同士の割合をいう場合は

amount の代わりに proportion でもいいかもしれない。


でも、最近は ”the content of the xx compound” のような表現が認知されているようだ。


参考: http://www.midorico.co.jp/tip/201610.html


関連記事
スポンサーサイト



comment

Secret

プロフィール

miemama

Author:miemama
お着物好きの悩み多き特許翻訳者

カテゴリ
「趣味のきもの」記事一覧
「翻訳という仕事」記事一覧
「お酒」記事一覧
「クラシックエンタメ」記事一覧
カレンダー
01 | 2024/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 - -
最新記事
検索フォーム
月別(表示数指定)
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク
QRコード
QR
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

訪問者