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超歌舞伎というものを鑑賞

踊りの師匠のご紹介で、「超歌舞伎2022」リミテッドバージョンを観てきた。


(超新橋演舞場!)


超歌舞伎というのは、古典歌舞伎と最新のテクノロジーを融合させた舞台で、歌舞伎の世界に初音ミクというデジタルアイドルが登場するお芝居だ。



本公演では中村獅童さん主演で行われるのだけれど、リミテッドバージョンは若手育成のために若い役者さんを起用。というわけで、澤村國矢さん初主演の初日を鑑賞。


新橋演舞場なのに客相がいつもと違う感じ。初音ミクファンもペンライトを何本も持って若いお客さんがたくさんいた。


獅童さんの口上で幕が開いた。


今でこそ伝統芸能というけれど、歌舞伎というのは、もともとは江戸時代の大衆娯楽で、当時、はやりそうなものは何でも取り入れていた、と獅童さん。

リミテッドバージョンは、若い人にチャンスを与えるためのこと。一般の家庭から歌舞伎の世界に入って苦労なさったご自身の経験からか、若い人を育てたいという思いが伝わってくきた。初主演を任された時のことを思い出したのか、少し涙ぐんでもいた。


演目は、『永久花誉功(とわのはほまれのいさおし)』。大化の改新のきっかけとなった蘇我入鹿討伐を題材にした作品なのだが、衣装が江戸時代なのは歌舞伎だからか。


最後のカーテンコールは大盛り上がり。このときだけカメラ撮影OKだったので、國矢さんの晴れ姿を撮らせてもらった。



相当に息を切らせていたようにお見受けしたけれど、お顔は充実感にあふれているようだった。


新橋演舞場の公演は9月3日まで。そのあと京都南座で9月8日~25日まであるそうだ。


最近、あまり載せていないけれど、この日の装い。


きものは、永治屋清左衛門  紋紗
帯は、博多織


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