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気ままに

酒と仕事と着物ときものと

バイセルさんを試してみた

先日、ながもち屋さんにがっかりしたという記事を書いたが、バイセルってどうなのかしら、と試してみた。結論から言うと、ながもち屋さんのほうがず~~っとまし。


以前、きものすなおさんという着物ファンのインフルエンサー的存在の方がブログで、バイセルさんは、査定員と本部とのダブルチェックで、しっかり根拠を持って査定してくれると書かれていたので、お試しで電話して来てもらった。


やってきたのは、入社2年目の若い女の子。


私が出してきた着物や帯を畳紙から出しながら、いいですね~、きれいですね~、と言いってスマホで写真を撮るだけ。状態を見るでもなく、寸法を測るでもなく、ひたすら写真を撮る。収めているのは柄だろう。


撮った写真を次々に査定担当者に送信する。要するに、査定は画像でするというわけ。売れ筋の柄なら500円、それ以外は200円~という感じ。シミがあろうが新品だろうがほぼ関係ない。基準は売れそうな柄。どんなに高価な帯も200円とか300円とか、新品でもそんな感じ。


反物も見てもらったけれど、100万円以上もする牛首紬の着尺も1万円だった。そのほかのものなんてほとんど1000円とか2000円とか……。


彼らにとって着物は買取の口実で、欲しいのは貴金属とブランド品のバッグだったようだ。


着物関係の写真を撮るだけ撮ると、「貴金属やブランド品はないですか?」ときた。金のピアスは意外に高額査定だった。


捨てようかと思っていた帯とピアス2つだけ、買い取ってもらったた。


きものすなおさんのブログもステルスマーケティングの一種だったのかもしれない。彼女、バイセルさんと一緒に仕事してるし。


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