オペラ「アイーダ」@新国立劇場
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新国立劇場の25周年記念公演『アイーダ』の千穐楽に行ってきた。
演出はフランコ・ゼッフィレッリ。この『アイーダ」 は新国立劇場の記念公演としての定期的に上演されている。前回は2018年4月に20周年記念公演は私も観た。前回の公演についてはここで少しだけ書いた。
華やかな衣装、装飾を凝らした舞台は前回と同じなのだけれ、総勢300人を超える出演者が舞台の上に集まっている光景は、コロナ禍では無理だったのではないかと思うと、特別な感動もある。それに加えて、出演者が素晴らしかった。5年前とは全く違う印象で、とにかく魅了だれてしまった。
アイーダは特に、タイトルロール アイーダの敵役 エジプトの王女アムネリスが歌う場面がとても多いのでアムネリスのメゾ・ソプラノはとても大切。今回はアイリーン・ロバーツが歌った。いや、素晴らしかった。アイーダの相手役 ラメダス役のロベルト・アロニカも伸びの良い美しいテノールにも聞き惚れてしまった。そして、アイーダの父、エチオピア王アモナズロ役の須藤慎吾も秀逸だった。
祭祀 ランフィスは前回と同じ妻屋秀和。安定のバスだ。
開場には「ブラボー」が何度も響き、アフターコロナなのだなと実感。でも、マスク率高く、うっかりマスクを外して、お友達とおしゃべりしてしまったら、お隣の席の方に、マスクしないならしゃべるな、と注意されてしまった。ごめんなさい。
ずっと閉じていたクロークも復活していた。
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