特別な日の装い
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アイーダの鑑賞は、きものsalon というきもの雑誌が主催するサロン・ド・オペラの会に参加してのことだった。きものを着てオペラを観てから、その余韻とともにディナーを楽しむという会で、年に1度(もしかした2回?)開催されるイベントだ。何度か参加させていただきている。人気の高いイベントなので抽選があったりする。今回は先着順だったおかげで参加できた。
一人でオペラを観るときは、2階か3階の真ん中のブロックのシート(A席かB席)をとるのだけれど、この会の時だけはS席。そういう意味でも私にとっては特別な会だ。
きものは、七代目永治屋清左衛門の唐織の訪問着に、スコープココのダリヤ文様の袋帯。清左衛門さんのこのきものはなかなか着る機会がなくて、数年タンスに眠っていたのだけれど、ようやく外の空気を吸わせてあげられたという感じ。
開場に、同じ着物で色違いをお召しになっている方がいらしてびっくりしたり、うれしかったり。
彼女は、薄緑のお色目(@新国立劇場)
きものsalonの編集長さんもご一緒に(ディナー会場の東郷記念館)
このオペラの会はゲストも豪華。今回は、女優の賀来千香子さん。三大テノールの追っかけをやっていたお話とか、おきもののお話とか、とても楽しいいトークショーだった。大谷選手のファンらしく、最後は大谷選手をべた褒めしてらした。今のところ、彼は日本の宝のような存在だから、話題としてはどうしても避けられないかもしれない。
楽しい時間はあっという間に過ぎた。
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